SSE AudioはGhost NotesにL-Acousticsの魔法をかける
2018年5月
サウス・イースト・ロンドンの最先端を行くペッカムの中心に、バーとライブ会場としてオープンしたGhost Notesは、ライブバンドやDJからスポークン・ワードやスピーチなど、毎週様々なショーを主催しています。SSE Audioは この多様なイベントと、建物の特徴的なアコースティックに対応するために、L-Acoustics Xシリーズシステムを導入しました。Ghost Notesに高く評価されているブランドの最高のソリューションを提供しながら、訪れるアーティストやエンジニアの要求に応えます。
Ghost Notesは、ベジタリアン・ビーガンレストランのWildflowerとスペースを共有しており、地元のクリエイティブやプロフェッショナルのための設備を備えた多目的なビジネススペースPeckham Levelsの中で展開しています。 Peckham Levelsは立体駐車場を改装した天井の低い、広いコンクリートの部屋で構成されています。
「様々なイベントに対応できる高品質なオーディオ再生を提供すること自体が難しいですが、部屋の広さ、天井の低さ、反射の多い壁は、オーディオデザインにさらなる問題をもたらしました」と、SSEと共に担当したL-Acoustics アプリケーションエンジニア Jeff Woodfordは述べています。
SSE Audioは壁への反射を最小限にするためにFOHシステムとしてショートスローと楕円指向性を提供するL-Acoustics X12を選択しました。 会場側は、システムを購入せずに、SSE Audioとレンタル契約を交わしました。これには、Ghost Notesにとって様々なメリットがあります。例えば、レンタル契約の中に、技術的な問題を解決するサポートとして必要に応じて機材を追加できるオプションがあり、リース購入と比べても月々のコストが大幅に削減されます。
X12は、天井スラブの下側に固定されたチャンネルを介してL-Rの構成でフライングされています。ドロップロッドによってキャビネットを下げ、ダイレクト音を下に向けています。インフィルまたはステージモニターとして2台のX12があり、ステージの両側にグランドスタックされた2台のSB18も用意されています。さらに、DJまたはステージモニターとしても使えるX12台も使用されています。 天井にマウントされた8台のX8キャビネットは、同じチャンネルとドロップロッドの構成で、ディレイとインフィルで使用されています。
システムは、LA Network Manager コントロールソフトウェアを介して現場でプログラムされた5台のL‑Acoustics LA4Xによってドライブされています。会場内に配置されたリモートパネルからオーディオのルーティングとコントロールを可能にするデジタルミキシングコンソールとデジタルネットワークオーディオプロセッサでも構成されています。
「Xシリーズのフレキシビリティは、SSEがL-Acousticsを導入した大きなな理由の1つで、この会場のイベントの多様性に対応した完璧なソリューションです。」とSSEセールスディレクター Alex Pennは述べました。「会場のマネージャ、Russell Porterが、サウンドシステムは、DJにもライブバンドにも完璧に適応ができ、Ghost Notesの様々なイベントに対応することができて満足している」と言ってくれました。