2018年6月
マルチファンクションのP1は、Milanプロトコルの必要条件に完全に準拠して開発された最初の製品の一つです。

L-Acousticsの新しい、多機能AVB プロセッサとメジャーメント・プラットフォームであるP1は、6月5日にInfoComm 2018で発表された AvnuMilanプロトコルの必要条件に完全に準拠する最初の製品の一つです。また、Avnu認定のL-Acoustics LA4XLA12Xも、Milanプロトコルに適合しています。

「MilanはAVB 相互運用性認証の次のステップを踏み出すことになります」と、L-Acousticsのエレクトロニクス ディレクター、Genio Kronauerは指摘しています。「Avnuの新しい分類によって認識されているP1の様な製品は、他のブランドのMilan認定製品との接続ができることだけでなく、通信などで完全な互換性も保証されます。

L-Acousticsのデザインエンジニアは、d&b audiotechnik、Meyer Sound Laboratoriesなどの業界の仲間と緊密に協力して、自社製品が接続と通信を確実に行える方法を公開しました。」と、Kronauer氏は指摘しています。「いくつかのプロオーディオの最も有名なブランドが一緒に協力して、実現したことは、まったく前例のないことです。これらのブランドの製品の互換性レベルは、インストールやツーリングのお客様にとって大変有益なものとなります。」

L-AcousticsのP1プロセッサは、フロントエンドプロセッサ、オーディオブリッジ、信号分配、システム測定/チューニング機能を堅牢なパッケージに組み込んだ便利でユニークなユニットです。P1は、1台のハードウェアでシステムを合理的に最適化し、複雑で負荷の大きい処理を行います。LA Network Manager ソフトウェア・プラットフォームと完全に統合されます。  

EQ、ディレイ及びダイナミックスの信号プロセッサとして、優れたA/D変換を提供する4つのアナログライン入力は最高の音質を保証します。1Uのラックスペースに20入力と16出力を統合して、AVB、AES/EBUおよびアナログオーディオをマトリックス、ブリッジ、分配することができます。また、ボタンをクリックするだけで、タイムアライメントされたリダンダント信号分配は歪のないサウンドを保証します。  

LA Network Manager の次期のアップデートで、P1の4つのマイクプリアンプを使用して、すべてのシステム・パラメータに対応できるアナライザーになります。この技術はノイズなしでシステムチューニングを可能にします。 P1及びSoundvisionLA Network Managerの新しいツール は6月6~8日に行われた InfoComm 2018で紹介されました。