2018年8月

Thunder Audioは、The Bobby Tarantino vs. Everybody Tourに柔軟性の非常に高いK1/K2システムを導入

ミシガン州、デトロイト – 2018年8月 – グラミー賞でノミネートされたLogicは、数十億回ストリーミング配信サービスで視聴されたこともある世界のトップストリームアーティストの一つ。

この夏、Live Nation によってプロデュースされたThe Bobby Tarantino vs. Everybody ツアーでスペシャルゲストになったヒップホップ・アーティストNFとKyleは、一緒に8月3日までアメリカをツアーします。このツアーは6月8日にボストンで始まり、フェニックスのAk-Chin Pavilionや、Austin 360 Amphitheatre、FivePoint Amphitheatre Irvineなどの主要な屋外会場や、ニューヨークのMadison Square GardenやロサンゼルスのThe Forumなどで開催されました。 ツアーのSRプロバイダー、Thunder Audio Incは、K1K2からなる非常に柔軟なL-Acoustics PAシステムを仕込みました。

The Bobby Tarantino vs. Everybodyツアーのほとんどで、各側に最大18台のエンクロージャ(6台のK1と12台のK2)がメインPAハングとしてフライングされています。 更に8台のK1はアウトフィルとして使用されています。フライングされた12台のK1-SBと20台のグランドスタックSB28サブウーファーは、ヒップホップのヘビービートに必要なローエンドを提供しています。 また、12台のKaraはフロントフィルを提供しています。モニターアレイは、2台のSB28サブシステムとARCS IIのペアで構成されており、ステージフロントにある12台のウェッジによって補強されています。L-Acousticsシステム全体は合計39台のLA8アンプリファイド・コントローラーによってドライブされています。

FOHエンジニアのDarcy KhanとモニターエンジニアのDane Tarmannのサポートを受けシステムを設計したThunder Audio副社長のGreg Snyderによると、L-AcousticsはLogicのツアーにとってベストの選択です。「このシステムを不可欠にしたのは、高い音質と高い明瞭度を求めているヒップホップツアーだということです。しかしK1とK2の長所はそれだけではありません。 システムを様々な場所に合わせて様々な構成で使用することもできます。」

さらに、Snyder氏は、FOHとモニターミックスで使用するDiGiCo SD7コンソールから、L-Acousticsのアンプリファイド・コントローラーまで、相互間で96kHzのシステムであることを指摘しています。「これは高忠実で多面的なシステムとして設計されています。」とSnyder氏は言っています。「建物を揺るがすほどの、ものすごいローエンドとパワーを持っている一方、歌詞がはっきりと聴こえるような高い明瞭度も持っています。また、Soundvisionのシミュレーションのおかげで、会場ごとに再構成されても、これらの特性は維持されます。」

Thunder Audio社長Tony Villarreal は、例として6月30日デトロイトのDTEnergy Music Theatreで行われたライブを振り返ります。 「Pine Knob Amphitheaterでは、メインアレイとしてK2を使用し、アウトフィルとしてK1を使用しました。今までこの会場の最後列まで音が聴こえるのは初めてだ」と述べました。「K2は最後列通路まで音を届かせ、言葉を一つ一つ聞き取ることができました。二人のシステムエンジニア、DarcyさんとPeterさんは素晴らしいと思います。 彼らは枠を超えて多面的な方法を考えてこのシステムを最大限に活用することができました。このシステムについて素晴らしいのは、十分に低域のパンチを与えながら、高い明瞭度と必要なカバレッジも提供します。毎晩、完璧な組み合わせになります。」

Logicのツアーの詳細については、www.logictour.com をご参照下さい。
Thunder Audioの詳細については、www.thunderaudioinc.com をご覧下さい。