L-ISAはEartHへ
2018年8月
Evolutionary Arts Hackney (EartH)はヨーロッパのライブ会場で初のL-ISAイマーシブ・ハイパーリアル・サウンド・テクノロジーが導入された固定施設になりました
2018年9月に、イースト・ロンドンの中心部にある新しい文化センター、Evolutionary Arts Hackney (EartH)がオープンしました。地元のコミュニティが中心となったこの多面的なプロジェクトは、ヨーロッパのライブ会場で初めてのL-ISAイマーシブ・ハイパーリアル・サウンド・テクノロジーが導入された固定施設になります。
アール・デコ様式の劇場の復旧は40年にわたり放棄され、Auro Foxcroftによって設立された会場「Village Underground」の、実験的で革新的なパフォーマンスへのコミットメントで有名なチームによって生かされたプロジェクトです。アートが社会へ、変化、進歩、変容をもたらすという信念を元に、EartHは国際的なライブミュージックプログラム、パフォーマンスアート、カンファレンスやディベート、演劇や映画など、芸術の形態や数多くのジャンルや声をカバーするために企画されます。EartHは、特にハックニー区の若者にスペース、リソースや新しい機会を与えるというプロジェクトの意欲的な芸術・社会貢献活動を支援するために、ソーシャル・インベストメント・コミュニティを通じて資金提供を受けています。EartHは、3つのメインエリアに分けられた多機能な会場です。 スケール感を与える広い劇場、コンサートホール、そして活気に満ちた新しいレストランと社交スペースで構成されています。
観客に高い明瞭度、より自然なサウンドと、より広範なサウンドパノラマを提供するように、L-ISAシステムが劇場で導入されました。
L-ISAのセットアップは、等距離にフライングされた7台のKaraによる5つのハングのフロントシステムと、Karaの前上方にエンドファイア構成でフライングされた4台のKS28のセンターサブシステムで構成されています。ステージリップに沿って配置された10台のX8は、フロントフィルになります。合計12台のSyvaは左壁、右壁、後壁に等距離に設置され、サラウンドシステムとして使用されています。最後に、天井からフライングされた8台のX8がオーバーヘッドシステムとして使用されています。
EartHのコンサートホールには、4台のKara、1台のSB18とグラウンドスタックされた4台のKS28からなるLRシステムが使用されています。 また、4台のARCS Wideはディレイとなります。
「Foxcroft氏は最初から質の良いプロダクションを提供したいはっきりと示しました。これに加えて、プログラムの多様性を考えると、L-ISAはEartHでのパフォーマンスの体験を最高にする完璧なソリューションだとわかりました。」と、L-Acoustic の セールスマネージャー Paul McMullanは述べています。「L-ISAシステム導入はEartHが英国で初めてなので、革新的テクノロジーを業界に紹介するためのショーケースとして役立つと思います。」
「L-ISAテクノロジーの導入でL-Acousticsと一緒に協力することができて本当に嬉しく思います。」と、Foxcroft氏は加えて述べています。「EartHは、観客の世界感を変化させ、新しい自分が見つかるような体験や才能であふれるパフォーマンスを提供するアーティストを紹介することに努めています。L-ISAは、その特有のハイパーリアルサウンドでパフォーマンスに素晴らしいオーディオ・ディメンションを提供します。それはライブパフォーマンスに全く新しい可能性を開き、L-ISAショーを演出するためにアーティストと一緒に活動することを楽しみにしています。実に進化的です。」