L-Acoustics、サンフランシスコ ピア39の上を飛ぶ『The Flyer』のサウンドを向上
2019年5月
Triotechによって作成された、市内で最も象徴的なスポットに位置する、ベイエリアのユニークな特色と魅力を愛でるこの動的なイマーシブ・エキスピリエンスは、来場者にシネマらしいサウンドトラックで街の鳥瞰図をバーチャルで提供します
カリフォルニア州サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフの桟橋「ピア39」にある『The Flyer – San Francisco』を一度体験したら、ベイシティを2度と同じ感覚では見られません。観光客と地元民がドローンやヘリコプターを使って撮影された芸術性の高い、最先端のHDフィルム映像と、コンピューターで生成された画像を融合させた、街の俯瞰図を楽しむことができる、新しいバーチャル飛行劇場です。壮大な映像だけでなく、L-Acousticsのインパクトのある、忠実度の高いサウンドシステムで再生される魅力的なサウンドトラックのおかげで、来場者は間違いなく視聴覚的に幻惑されるでしょう。
サウンドトラックとサウンドエフェクトは、『The Flyer – San Francisco』の制作会社、ケベックのTriotechでオーディオディレクターを務めているMathieu Vachon氏によって制作されました。Triotechは急速に世界的なアミューズメントおよびテーマパーク業界で主要な地位を確立しています。その最新の作品では、ハリウッドの大ヒット作に採用されているジブ、ドローンやその他の撮影技術を駆使してテンポの早い物語で活気づく街を紹介します。Vachon氏によると、L-Acoustics製品はこの野心的なプロジェクトに適切なサウンドを提供できる最高の選択であったとのことです。
『The Flyer – San Francisco』では、3台のL-Acoustics X12コアキシャル・スピーカーが、アトラクション劇場の102㎡(約15.25m x 6.7m)の広いスクリーンの後ろに沿ってLCR構成で配置されています。2台のLA4Xアンプリファイド・コントローラで、ドライブおよびプロセスされるディスクリート 5.1システムは、サラウンドとして後部の壁に取り付けられた2台のコンパクト5XTと、合計4台のSB18サブウーハーで構成されています。モントリオールに本社を置くSolotechは、L-AcousticsのAndre Pichette氏と共同でTriotechのSRシステムをインストールしました。Andre Pichette氏は、L-Acoustics LA Network Managerソフトウェアを介して最終的なシステム調整を行いました。
『The Flyer』疑似体験が始まると、アクティブモーションプラットフォームに座っている28人の観客は、L-Acousticsサウンドシステムで活気づけられたVachon氏のエネルギッシュなサウンドトラックによって推進された、ゴールデン・ゲート・ブリッジ、アルカトラズ、コイト・タワー、マリン・ヘッドランド、チャイナタウン、カストロなど、ベイエリアの最も象徴的なランドマークや周辺を駆け抜けるイマーシブな高精細の空の旅に乗り出します。
「サウンドトラックは非常にダイナミックでエキサイティング、そのリズムは映画のリズムと話の内容にリンクしています。」とVachon氏は語ります。「サウンドトラックを想像、作成、レコード、ミックスするには3か月もかかりました。いよいよPier 39でL-Acousticsサウンドシステムで初めて聴いたとき、感銘を受けました。スタジオよりずっと良かったからです。オーケストラの楽譜は複雑ですが、L-Acousticsスピーカーはそれを活性化させます。高域ははっきりしていて明瞭で、サブウーハーは素晴らしい堅実なローエンドを提供します。ビデオとオーディオを組み合わせた最終的な結果はあっと言わせるようなものになり、L-Acousticsシステムは『The Flyer』の成功の大部分を占めています。」
※写真提供者:Devlin Shand (Drew Altizer Photography)