L-ISAは、最新のヤマハコンソールにオブジェクト・ベース・ミキシングをもたらす
ヤマハのRIVAGE PMシリーズは、バージョンアップしたファームウェア Ver 4.0により、L-ISAコントロールをネイティブに提供できるようになりました。
2020年6月
先日発表された RIVAGE PM5 および RIVAGE PM3 を含むデジタルミキシング システム RIVAGE PMシリーズは、オンボードのL-ISAコントロール用DeskLinkが搭載されました。
イマーシブ・オーディオが現代のライブSRのための「ゴールドスタンダード」となりつつある中で、L-Acousticsは、L-ISAイマーシブハイパーリアルサウンドテクノロジーが、両社で共同開発したDeskLinkによって、ヤマハプロフェッショナルオーディオの新製品RIVAGE PM5とRIVAGE PM3を含むRIVAGE PMシリーズの全ラインナップで、ネイティブにコントロール可能になったことを発表しました。
RIVAGE PM5(CS-R5)とRIVAGE PM3(CS-R3)と同時にリリースされるRIVAGE PMファームウェアVer4.0の特徴であるDeskLinkにより、ヤマハの最新コンソールが、フラッグシップのRIVAGE PM10およびRIVAGE PM7と同様に、L-ISAミックスを完全にコントロールできるようなりました。
RIVAGE PMシリーズでは、モノラルまたはステレオ入力チャンネルごとに、コンソールのコントロールサーフェスとタッチスクリーン上でL-ISAオブジェクトやグループを直接コントロールすることができます。5つの主なL-ISAパラメータ(パン、広がり、奥行き、上下感、Auxセンド)は、専用のリコールスコープで、コンソールのシーン内の各オブジェクトに保存されます。
「30年以上前、ヤマハはデジタルミキサー市場の先駆者となり、それ以来、最高のライブコンソールメーカーであり続けています。」と、L-ISA Labsのディレクター、シェリフ・エル・バルバリ(Sherif El Barbari)氏は述べます。「先日、RIVAGE PM5とRIVAGE PM3が追加されたことにより、ヤマハはより幅広いユーザー層に対応できるようになり、L-ISAのオブジェクトベース・ミキシングというアプローチにより、ライブSRの未来を直感的に体験できるようになりました。」
「ヤマハは、新たに拡張されたRIVAGE PMシリーズに、L-ISAシステム制御機能を搭載できたことを大変喜ばしく思います。これにより、L-Acousticsとのコラボレーションの扉が開かれ、さらに幅広く顧客やプロジェクトと出会うことになるでしょう。」と、ヤマハR&D クリス・エンジェル(Chris Angell)氏は述べています。