SoundvisionとLA Network Manager がそれぞれアップデートされました。
Soundvisionが V3.13にアップデートされました。
Soundvision 3.13.0 – 2024 年 11月
- Soundvision とEASE 間のエクスポートを容易にするため、EASE エクスポート 機能を追加しました。
- [SYVA SUB_60] プリセットを追加しました。
- マッピングとディレイのパフォーマンスを改善し、多数の小さなオーディエンスサーフェイスを含む大規模デザインに最適化しました。
- Electronic settings のUnit type リストでアンプリファイドコントローラーの表示を改善しました。
- さまざまな問題の修正と安全性の向上。
プリセットライブラリーとエンクロージャーライブラリー 7.12
- [SYVA SUB_60] プリセットを追加しました。
修正した問題
- 3D room data をSoundvision にインポートすると、既存ジオメトリが上書きされます。
- ARCS Wide と ARCS Focus ソースはLA Network Manager にインポートされません。
- 16 チャンネルアンプリファイドコントローラーでドライブするSYVA+LOWソースを含むSoundvision プロジェクトをLA Network Manager にインポートすると、アンプリファイドコントローラーのアサインとゾーニンググループはインポートされますが、プリセットレ イアウトとグループアサインはLA Network Manager で手動復元が必要です。
- 16 チャンネルアンプリファイドコントローラーにアサインしたダウンフィル([KARADOWNxx] または [KARAIIDOWNxx] プリセットの ソース)をLA Network Manager にロードするとアサインを取り込めないため、LA Network Manager で手動復元が必要です。
既知の問題
推奨事項 / メカニカル警告:
以下のスタック構成では、アレイが強く押されると倒れる可能性があるため、「転倒の危険(tipping hazard)」に関する安全上の警告が発せられ ます。
- 1 スタックのA10 Wide/Focus アレイに対してセーフティ警告が発せられる。
- HF right で2 段スタックしたARCS Wide/Focus アレイに対してセーフティ警告が発せられる。
- サイトアングル0°でSyva Base 上にスタックしたSyva およびSyva Low 上にスタックしたSyva に対してStability 警告が発せられる。
- ホリゾンタルスタックしたSB10i にStability 警告が発せられる。
アレイにアクセスできないように対策を講じている場合はこの警告を無視できます。
そうでない場合は、アレイを地面に固定することを推奨します。
Autosolver とLA Network Manager の互換性:
- LA Network Manager 3.3.1 では、Soundvision 3.9.0 以上でAutofilter が再計算されていないとAutoclimate が機能しません。
- Autosolver は非常に深いバルコニーのようなプロファイルに対して正常に動作しない場合があります。Autosolver の結果を手動で調整して ください。
その他:
- X6i とX8i のメカニカル警告は、他の同軸ソースの動作と一致していません。
- WIFOTILT およびA-TILT を使用したスタックアレイの角度をレポートで正しく表示できません。
- 3D scene において、透明度を設けたサーフェス越しの見え方は正しくありません。
- LA2Xi およびLA4X アンプリファイドコントローラーにSYVA+LOWソースをアサインする場合、チャンネル1-2 だけにしかアサインがで きません。チャンネル3-4 はアサインできません。
- LA Network Manager でSoundvision プロジェクトをインポートすると、LA7.16i 以外のアンプリファイドコントローラーでは極性が正しく設定されません。
- Apple M1 以上では、SPL Target ツールボックスの更新が遅くなります。
- Apple M3 または M4 コンピューターでは、OpenGL 2.1 のサポートが終了したため、ディレイモードは機能しません。
- Intel プロセッサーを内蔵したMac コンピューターでは、3D シーンのディレイモードでマッピングをオンにすると、グラフィックにバグが 表示される場合があります。マッピングモードをオフにして再度オンにすると、この問題は解決します。
LA Network Managerが V3.9.0にアップデートされました。
L-Acoustics機器を継続して安全かつ最適に運用するために、常に最新の LA NWMをお使いください。
LA Network Manager 3.9.0
全般
- .nwmセッションをロードする際に、[K3r1 xxx] プリセットを [K3 xxx] プリセットに自動的に置き換えるようにしました。リリースパックに含まれるLA NWM Optimization技術解説書 を参照してください。
- Synchronize Zoning Groups を実行すると、Soundvision プロジェクトに合わせてL2/L2D レイアウトのユニットのプリセットが自動更新されるようになりました。詳細は組み込みヘルプを参照してください。
注意! K3(i) HF ドライバーを損傷する危険性
一部のK3(i)に「R1」ステッカーが貼られていない場合、新しい[K3 xxx] プリセットによってHFドライバーが損傷する可能性があるため、LA Network Managerを3.8.0以降にアップデートしないでください。
LA Network Managerのアップデートの前に、すべてのK3(i)のHFダイアフラムをアップグレードしてください。 - LA7.16iが冗長ストリームを備えたAES67オーディオネットワークプロトコルに対応しました。:
– 冗長ストリームのステータスの表示
– AES67 冗長ストリームパラメータの保存と読み込み
詳細はダウンロードパッケージ内のUsing L-Acoustics with AES67 and Q-SYS practical guide を参照してください。
Drive system firmware 2.14.0
- AES67モードのLA7.16i :
– AES67ストリームのパラメーター設定と入力マッピングを、L-Acoustics Q-SYSプラグインを使用せずに行える新しい組み込みWebインターフェイスを追加しました。
– シームレスな冗長ネットワークオーディオに対応しました。
– PTPグランドマスター変更の管理を改善しました。 - LLDP (Link Layer Discovery Protocol)に対応しました。
- LLDP対応のため、LS10の組み込みWebインターフェイスを更新しました。:接続されたLDDP対応デバイスのシステム記述および管理アドレスフィールドを表示します。
システムのすべてのLA2Xi、LA4、LA4X、LA7.16i、LA7.16、LA8、LA12X、P1、LS10 は、常に同じバージョンのファームウェアで動作させる必要があります。詳細手順は、ダウンロードパッケージに含まれるLA2Xi、LA4X、LA7.16i、LA7.16、LA12X、P1、LS10 のオーナーズマニュアルを参照してください。
Preset library とEnclosure library 7.12
- [SYVA SUB_60] プリセットを追加しました。
- [A15], [A15_FI], [A15_MO] プリセットを更新し、HFセクションの過電圧と潜在的な損傷に対する保護を改善しました。
- [K3r1 xxx] プリセットの名前を [K3 xxx] に変更し、従来の [K3 xxx] プリセットを削除しました。
詳細はダウンロードパッケージに含まれるプリセットガイドを参照してください。
このバージョンの詳細は、リリースノート V3.9.0をご覧ください。