東京都武蔵野市にあるレコーディング兼リハーサルスタジオ『サウンドスタジオキッカ吉祥寺』(以下、スタジオキッカ)は、2014年の開業以来、プロ・アマ問わず多くのミュージシャンから支持されています。

スタジオキッカを運営する株式会社アトヨンサウンドファクトリーは、ミュージシャンの練習、音源や映像の制作、宣伝素材、ホームページ制作などをワンストップで提供する企業です。スタジオキッカは、その中でも練習と音源制作を中心に担っています。

アトヨンサウンドファクトリー

レコーディングエンジニアでありバンドマンでもある長竹篤史 氏が、自身の経験をもとに「バンドマンがやってもらって助かることを全部やろう」というコンセプトで設立した企業です。
スタジオキッカをはじめ、動画や宣材写真、ホームページの制作まで、バンド活動に必要なすべてをここで揃えることができます。

MVの事例はこちら https://band.ato4sound.com/works/pv/

当初はアマチュアやインディーズのミュージシャンを主な対象としていましたが、制作物の高い品質や無駄のない価格設定が評判を呼び、現在では法人案件も増加しているということです。
また昨今はバンドだけでなく、アイドルグループ、YouTuber、ナレーター、声優、ラッパーなど、多様な音の表現者からも支持を集めています。

アトヨンサウンドファクトリー
https://ato4sound.com/

スタジオキッカでサウンドエンジニアも務めるアトヨンサウンドファクトリー代表取締役の長竹篤史 氏に、スタジオキッカとRAT Stands パフォーマー3導入の経緯のお話を伺いました。

サウンドスタジオキッカ吉祥寺

スタジオキッカは、ロゴやホームページ、入口の階段からエントランスに至るまで、一貫して鮮やかな淡いターコイズブルーで彩られています。これらのデザインは、長竹 氏の奥様が手掛けたもの。軽やかで元気が湧いてくるようなかわいらしい店内は、自然とコミュニケーションを円滑にしてくれそうな雰囲気です。

RAT Standsは、A、B、Cの各リハーサルスタジオに合計12台導入されました。

Aスタジオ

Aスタジオではドラム教室のレッスンが行われており、パフォーマー3のトレイにiPadが置かれていました。

長竹 氏によると、昨今ではアマチュアバンドでもサポートメンバーを迎えるケースが増えているそうです。その結果、譜面やiPad(デジタル譜面)を利用するプレイヤーが増え、それに伴い譜面台には高い安定性が求められるようになっています。「世間で思われているより譜面台はよく使われていますよ」と長竹 氏が教えてくださいました。

以前の製品はトレイに穴が開いているタイプで、ペンで譜面に書き込むことが難しく、板を貼るなどして工夫をされていたそうですが、パフォーマー3ではそのような工夫が不要になりました。

Bスタジオ

パフォーマー3導入以前に使用していた譜面台は足部分が大きく、限られたスタジオ内のスペースを圧迫していました。べステックオーディオからRAT Standsをご紹介した際、長竹 氏は「コンパクトに収納できるパフォーマー3なら、スタジオを広く活用できる」と考えたそうです。

Cスタジオ

バンドレコーディングでも使用されるCスタジオで、キューボックスが備え付けられたパフォーマー3を見せていただきました。

美しい見栄えとすっきりした足元が、レコーディングの効率向上にも寄与しています。

パフォーマー3はネジやレバーの操作は必要なく、トレイを引き上げるだけで高さを変えることができます。

パフォーマー3の導入当初は、お客様が操作に慣れておらず、特に支柱の伸縮方法が分からないという課題がありました。しかし、スタジオキッカではすべての譜面台に操作方法を記したシールを貼るなどして、利用者の理解をサポートしています。常連のお客様も次第に慣れてきているとのことで、パフォーマー3の浸透は時間の問題と言えそうです。

導入の感想

最後に、長竹 氏にパフォーマー3を導入した感想を伺いました。

株式会社アトヨンファクトリー 代表取締役・サウンドエンジニア 長竹篤史 氏

「パフォーマー3は見た目が良いですね。譜面台のようなものでも、良い物を使うことでスタジオに対するお客様の印象が良くなります。スタジオのクオリティを高める意味でも、とても良い選択だと思います。」

「スタッフからも『部屋がきれいに片付けられて良い』と好評で、実際にこれまでより広々としたスペースが確保でき、スタジオの快適さが向上しました。」と長竹 氏は語ってくださいました。


音楽活動に必要なものをミュージシャンに提供する、アトヨンサウンドファクトリーの核とも言えるスタジオキッカ。音響設備はもちろん、内装や小物の一つひとつに至るまで細やかな配慮が行き届いており、スタジオ全体からお客様への心遣いを感じ取ることができます。譜面台という名脇役にRAT Standsパフォーマー3を導入したことで、スタジオキッカはさらにミュージシャンが快適に音楽を楽しめる場へ進化しました。

サウンドスタジオキッカ吉祥寺
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-10-14 ベル吉祥寺B1F
TEL:0422-76-8615
受付時間 10:00〜23:00 ※年中無休
https://studiokicca.com/

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