MIDAS HD96-24が「金沢ジャズストリート」で活躍
2009年から行われ今年で14回目を数える金沢の秋のイベントとして定着しつつある「金沢ジャズストリート」新型コロナウィルスの影響により2019年の開催から中止(2020年)、オンライン開催(2021年)を経て久しぶりのリアルな開催となりました。
開始当時より、金沢ジャズストリートの運営に携わりながら、メイン会場の音響を担当するL.F.I株式会社様にL-Acoustics KARAを導入頂いたのが、2013年8月。それ以来様々な催し物でKARAをはじめ、X12やX15HiQお使いいただいております。
KARAⅡへのアップグレードキットもご注文をいただいておりましたが、納品させていただいたのが仕込み前日だったため、今回からの投入には至りませんでした。そのL.F.I株式会社様にMidasの新しいデジタルミキシングコンソール「HD96-24」を2022年3月に導入いただきました。
すでにいくつかの現場で「HD96」を実戦投入していただいておりましたが、今回「金沢ジャズストリート2022」での活躍を拝見させていただきにお邪魔いたしました。
「金沢ジャスストリート2022」は全12会場、150もの公演がおこなわれ、金沢の中心部香林坊からほど近い「いしかわ四高記念公園」のメイン会場(無料観覧)も前夜祭から3日間で35もの公演があり、コンボからビックバンドまで様々なバンドが予定されていました(最終日は台風の影響により、会場とプログラムが変更されました)。
今回「HD96」はI/Oボックス「DL231」「DL151」「DL155」各1台を使用し、全部で58chのインプットと13chのアウトプットを使用していました。
今回メイン会場のオペレートは、「HD96」のオーナーであるL.F.Iのスタッフではなく、石川県小松市の株式会社コムレイド様の藤井様が行っており、事前にL.F.Iでの取り扱い説明、トレーニングを実施し今回のイベントに臨まれていました。 株式会社コムレイド様もL-Acousticsユーザーであり、今回の「金沢ジャズストリート2022」の有料観覧会場でもある「北國新聞 赤羽ホール」への機材出しも行っていました。
コムレイド藤井様に「HD96」の印象についてもお伺いしました。
「音に関しては、言うことはない。使い勝手も悪くない。よく考えられている。細かいところを除けばネガティブなイメージはない印象。コストパフォーマンスも機能や内容を考えたら凄く安く感じる。今後の機能面UPや修正などのVerUPに期待。」
とのこと。率直に★いくつですか?(満点=★3つ)とお聞きしたところ、★=2.5を頂きました。
後日談として「東京から1バンドだけ乗り込みのオペレーターさんがいらっしゃいましたが、ストレスなくお使いいただけていました。過去にMidasのProシリーズコンソールも触った経験のあるオペレーターさんでした」
北國新聞 赤羽ホール
今回、「HD96」を導入いただき「金沢ジャズストリート」の運営自体にも深く関わるL.F.I新谷様やそれを実際お使いいただいたL.F.Iスタッフの方、コムレイド藤井様には深く感謝するとともに、今後とも「HD96」をはじめとする「Midas」製品や「L-Acoustics」製品を「金沢ジャズストリート」が続く5年後10年後、それ以上までお使いいただけるよう良い製品、良いサービスを提供させていただきたいと思います。(当日、HD96に関して頂いた要望や気になる点は、弊社技術を通してメーカーの担当者へフィードバックさせていただきました)
以前L.F.I新谷様から伺った話で、石川県金沢市はベルギーのゲント市と友好都市関係にあり、そこで行われる大規模なジャズフェスティバルでは、多くのL-Acoustics製品が使われていたことを伺いました。金沢ジャズストリートもそれを目指していきたいということも伺いました。。。