岩手県民会館様にKUDOシステムを導入いただきました
岩手県民会館は、東京から北に約550km離れた、岩手県盛岡市にあるホールです。
岩手県の芸術文化の中心的役割を果たすものとして、広く一般に開放され音楽、演劇、集会など多目的に使用されています。
開館は1973年で、収容人数1,991名の3フロアを持つ大ホールと、収容人数602名の中ホールを備えています。
この度、移動用システムとしてL-Acoustics KUDO×12台、SB28×4台、LA8×8台。そして、ステージモニターシステムとして112P×10台が納入されました。
今回、L-Acousticsを採用していただいた理由を、岩手県民会館様に伺いました。
「岩手県民会館は大ホール1,991名収容で1階席・2階席・3階席と3フロア構造になっており、空席時の残響時間で1.75sec、80%の客入りで1.45secと残響が長めに設計されています。
比較的残響の多い大ホールでの拡声時において、1~3階席どの座席でも均一な音質・音量を得られるし、3階席後方でもF.O.Hエンジニアの隣で聴いているような質感で聞こえます。
KUDOはリギングなどのパーツがエンクロージャーと一体化されており、システムがシンプルにセッティングできます。
そして、LA8にはプリセットデータが保存されており、クロスオーバーなどの機材の必要がなく、結線も簡単に行えるところがいいですね。」