サントリー 天然水のビール工場 京都ブルワリー ゲストハウス様 導入事例レポート
【ゲストルーム 1】
ゲストルーム1は、工場見学をした後にサントリー ザ・プレミアム・モルツを試飲いただく場所になります。
KLARK TEKNIK DM8000をラック最上段にある自社開発のオリジナルコントローラーにて操作・制御されています。マイクの音量調整や映像の再生・スクリーンの昇降、プロジェクターのON/OFFなどもすべてこの1台で操作可能です。
ハウリングだけは起こしたくないとのオーダーもあり、現場にてフィードバックサプレッサーを追加しました。起こりそうなところのポイントで広く深く設定することで対応しました。通常の音量では検知せずに、音量を上げハウリングが起きるときのみにかかるよう調整しています。Auto Gain Controlモジュールも採用し、不特定多数の方がお話されても適正なGainが設定できるようにしております。
【ゲストルーム 5 シアタールーム】
ゲストルーム5は、工場見学前にサントリーやザ・プレミアム・モルツについて知っていただく場所になります。
ラック上段にある自社開発のオリジナルコントローラーに接続されたPCにて、KLARK TEKNIK DM8000を操作・制御されています。マイクの音量調整や映像の再生・スクリーンの昇降、プロジェクターのON/OFFなどもすべてこの1台で操作可能です。
設置されたTANNOY VLS30の横で司会の方がお話され、スピーカー正面を横切るなど起こり得るということで、現場にてフィードバックサプレッサーを追加し、起こりそうなところのポイントで広く深く設定することで対応しました。ただし、通常使用では検知せずに、スピーカー前を通過したときや音量を上げたときのみにかかるよう調整しています。Auto Gain Controlモジュールも採用し、不特定多数の方がお話されても適正なGainが設定できるようにしております。
シアタールームとして使用され、来場者の方にサントリーの紹介やサントリー 京都ブルワリー様の説明動画などを最初に見られる部屋になります。
プロジェクター映写面の両サイドには、TANNOY VLS30を導入いただきました。LFドライバーだけではなく、HFドライバーも搭載しており、より明瞭度の高い音声を届けることができます。
迫力のある音というオーダーでかつ、メインスピーカーはコラムタイプでという指定があったため、サブウーファーとしてTANNOY VSX10BPを設置致しました。
設置の問題上、壁の中に入る形になりましたが、開口部を開けていただくことで対応いただきました。
最後に:
ゲストルーム1は、以前よりしっかりと聞こえるようになり、ハウリングも起きないような環境を作ることができました。ゲストルーム5は、シアタールームという使用目的もあり、他の部屋との差別化をしてほしいというオーダーをいただきました。VLS30に加え、シーリングスピーカーをゲストルーム1に導入したCVSシリーズではなく、上位モデルのCMSシリーズのDual Concentricモデルを選定し、サブウーファーも追加した結果、サントリー京都ブルワリー様のプロモーションVTRなどを迫力のある音で、お客様に体感いただける環境を作ることができました。VLS30からは明瞭度の高い音声が流れ、ご来場いただいた皆様へサントリー京都ブルワリー様のビール作りへの強い思いをお届けさせていただいております。
場所:京都府長岡京市調子3-1-1
納入業者:株式会社ビデオポート https://videoport.jp/
現場統括、システム設計、コントローラー開発、施工:株式会社ビデオポート 髙瀬 克己 様