写真左から:河合氏(東京三光 代表取締役)、松永氏(東京三光)、アルビン コウ氏(L-Acoustics)

 


 

数多くのL-Acoustics製品を使用されている東京三光様に、2016年4月にPL&Sで発表されたKS28とLA12Xをアジアで最初に導入いただきました。ドイツ、アメリカ、日本で同じタイミングでの導入です。
既に600台以上のL-Acousticsスピーカーを所有し、300台以上のパワーアンプで運営されている東京三光様は、今回更に進化を遂げた L-Acousticsの新製品を追加いたしました。
KS28とLA12Xを追加したことにより、ドーム・アリーナでのセットアップ時間を短縮し、スペースファクター、サービスエリアなど様々な面でプラスになったそうです。

 

 


 

L-Acoustics リファレンスサブウーファー  KS28
  • SB28よりも3dB高いSPL
  • 79kgの軽量化を実現
  • スピーディーで確実なリギング
  • LA12Xでドライブ


■エレクトロアコースティック
KS28はラージフォーマットシステムの周波数レスポンスを拡張するために設計されたリファレンスサブウーファーです。バスレフチューニングを施したエンクロージャーに直接放射型の高エクスカーション18インチトランスデュサーを2つ搭載。L-Ventラミナーベンテッドポートにより、高出力時のポートノイズと乱流を抑制するとともに低域の能率を向上します。
KS28の低域再生限界は25Hz。L-Ventと組み合わせたトランスデューサーのエクスカーション能力が歪の少ない高出力を生み出し、物理的な配列と適切なプリセットの組み合わせでスタンダード/カーディオイドの指向性を提供します。
KS28はL-Acoustics初の「LA12Xアンプリファイドコントローラーのパワーを最大限に利用するエンクロージャー」です。LA12Xは先進のクロスオーバーとリニアライゼーションの機能を備え、L-Driveによりトランスデューサー保護を確実なものとします。スタンダードとカーディオイドのオンボードプリセットには、必要な低域コンターと多様なカップリングコンディションに対応する、2種類のローパスフィルターが用意されています。

■フィジカル
キャビネット材にはバーチとブナの積層合板を使用。補強材との組み合わせにより板厚を最適化したパネルを用いることで、内容積の拡張、機械的な完全性、79kgの重量を実現します。ソリッドなグリップ感で効率の良いハンドリングをもたらすエルゴノミクスハンドルを6つ備え、側面と底面のランナーによりグランドスタック時の安全を確保。2点吊りのサスペンションシステムはキャビネットにフラッシュマントされています。

 


 

L-Acoustics アンプリファイドコントローラー  LA12X

  • 記録的な保持時間を備えた12,000Wの総出力
  • DSP制御によるユニバーサルSMPS
  • 先進のPFC(パワーファクターコレクション:力率改善)
  • 4入力4出力構成
  • DSPリソースの増強
  • AVB/TSNレディー
  • 各出力に11のEQ(IIR/FIR)フィルターと最大1000msのディレイ
  • 空気吸収補正フィルター搭載
  • L-DRIVE システム・プロテクション
  • L-Acousticsスピーカーシステムのプリセットライブラリーを搭載
  • LA Network Managerでリモートコントロールとモニタリング可能