2019年1月15日

Adlib (英国のイベント技術会社) は、話題の英国のシンガーソングライター ジョージ・エズラの曲調と音色を忠実に再現するために、英国とヨーロッパの最新ツアーで才能ある人気の若いアーティストに、L-Acousticsの「ラックアンドスタック」を提供しました。

演奏中のジョージ・エズラ、ウェンブリーアリーナーにて


AdlibはStylus Productionsと協力し、FOHのDiGiCo SD12とモニター用のSD10、2つのSDラック、Shure インイヤーモニターシステムと、さまざまなマイクを供給しました。

プロダクションマネージャーJake Vernum氏の運営するプロダクションチームは、リバプールに本社を置くAdlibから2018年初めのツアーで素晴らしいサービスを提供され、再びサービスを求めました。Trevor Plunkett氏がツアーマネージャーを務めました。

AdlibのPAシステムエンジニア、James Coghlanはジョージ・エズラのFOHエンジニアMike Timmのために毎日完璧にシステムの微調整をしました。そして、彼とStylus Productionsのオーナーでもある、モニターエンジニアのOllie Weeksと一緒に仕事をしました。

「彼らと出会ったのは今回が初めてで、ジョージ・エズラの他のクルーと一緒に過ごした時間は素晴らしい経験となりました」と、Stylus技術者 Chris McGuinnessと一緒に働いたCoghlan氏は述べます。 L-Acoustics K2は、Timm氏が選択しました。「アーティストが望んでいたサウンドの音色、エフェクト、明瞭度をさまざまな場所で提供するには理想的なスピーカーシステムでした」とJamesは説明します。ツアーは、小さなクラブから大きなアリーナまで、様々な会場で開催されました。

ツアーの典型的なPAシステムは、K2のメインハングとKaraのサイドアレイで構成されました。ただし、ヨーロッパの一部の会場では、与えられたスペースに合わせて適応性の高いKaraシステムがメインハングとして使用されました。 最も使用された、最大のシステムは、12台のK2による2つのハングと、9台のKaraによるサイドハングで構成されました。サイドハングの必要がないケースでは、メインアレイは 12台のK2の下に3台のKaraによるハングで構成されました。 Karaはステージリップに沿って配置され、4台のARCSが特に広い会場で追加のフィルとして各側に設置されました。 サブウーハーシステムは、会場全体に渡って最高かつ均一のカバレッジを得るためにブロードサイド構成でステージフロントに沿って配置され、2台ずつスタックされた6台のKS28で構成されました。 L-Acousticsシステムのすべての要素は、LA12Xアンプコントローラーによってドライブされました。

Stylusはモニターシステムとコントロールシステムを提供しました。Timm氏は、コントロールパッケージの一部となったDiGiCo SD12によってショーをミックスしました。 ウェンブリーアリーナで開催された最後のショーでは、Adlibは12台のL-Acoustics K1とその下に4台のKaraによる2つのハングを採用し、ツアーのK2アレイをサイドフィルとして使用しました。



L-Acousticsは、ジョージ・エズラのボーカルの声域とダイナミクス、そして演奏の多様性を表現する優れた選択肢でした、とCoghlan氏は強調します。アコースティックなヘビーなソニックまで、豊かで暖かい心地の良いサウンドで再生されました。ブラスセクションの追加はバンドを一般的なポップロックのライナップとは違うものにし、ジョージ・エズラはショーの間、歌うだけでなく、ギターも演奏しまし

た。

Adlibは、将来性のある有望で若く活気に満ちた、才能あふれる新星とのパフォーマンスに取り組むことができ、大変興奮したそうです。 クライアントマネージャー、Phil Kielty氏は次のように述べています。「ここ数年、ずっとジョージの大ファンだったので、彼とそのチームに協力することを楽しみにしていました。彼は2018年間で最も売れたアーティストの1人になり、世界中で約470万枚のアルバムを販売しました。ライブショーは本当に素晴らしいもので、彼は素敵なソングライターですし、本物のショーマンです。素晴らしい仕事をしたJake Vernum氏、Ollie Weeks氏、Chris McGuinness氏、Mike Timm氏、Trevor Plunkett氏に感謝します。」