L-Acousticsはエジプトにイタリアの心をもたらす
Xシリーズは、高級レストランに明瞭度と一貫性を提供します
2019年11月
エジプトの主要なエンターテイメントスペシャリストBaky Hospitalityは、カイロの中心部に5つ目で最新の空間、「Lexie’s」を立ち上げました。この高級レストランの豪華なデザインとモダンなイタリア料理を組み合わせることで、全ての五感で味わえる体験を提供しています。芸術性と共にLexie’sのインテリア的な存在の音楽は、レストランにとって優先すべき要素です。ギリシャ・ミコノスに本社を置くベテラングループの音楽監督、ハンス・ハベナール(Hans Havenaar)氏 (別名:The Dutch Touch)が考案した音楽プログラムは、様々な時代のテイストがブレンドされた、あらゆる形式のジャズは、レジデントDJ Fabrizioのパンチのあるハウスミュージックと完璧に対照的です。2つの音楽スタイルの組み合わせは、Baky Hospitalityがダイニングの雰囲気とナイトライフの楽しみを作り出すために必要だった物です。
イベントプログラムのために最高品質のSRを確保するには、複雑なオーディオアーキテクチャへの投資が必要でした。カイロに本社を置くシステムインテグレーター、Audio Technology S.A.E.はLexie’sの野心的なAVインストールプロジェクトに適応するために任命されました。彼らは、スペース内の明瞭度と一貫性のためにL-Acoustics Xシリーズポイントソースを選択しました。
「Baky Hospitality のオーナーであるアイマン・バキー(Ayman Baky)氏は、Audio Technologyの忠実な顧客であり、これまで彼と一緒にいくつかのプロジェクトに取り組んできました。」と、Audio Technology のマリオ・アバディア(Mario Abadeer)氏は説明します。「Lexie’sは姉妹会場であるKazoku、Sachi、Sachi by the sea、Shinkoと似たような型式に基づき、音楽を主要のエレメントとしたダイニング体験を楽しむことができます。そのためには、洗練された包括的で音響的に優れたサウンドシステムを採用しなければなりませんでした。L-Acousticsはこれらすべての条件を揃えるので、システム選びの際に長く悩むことはありませんでした。」
Lexie’sは本質的に1つの大きな部屋なのですが、インテリアダイニングやエンターテイメントを含む4つの異なるエリアと、オープンエアのカクテルバーに分かれており、それぞれを個別に制御できることにすることが必要でした。さらに、大きな課題として、主要な設計特長は大きなプレキシガラスの壁が、反射のリスクを引き起こし、システムの取り付け位置を制限しました。
L-Acousticsと協力し、メーカーの3Dアコースティック・モデリングソフトウェア「Soundvision」を使用して、Audio Technology は会場のシステム設計を徹底的に研究しました。L-Acoustics Xシリーズが理想的なソリューションとして考えられました。その短いスロー、ポイントソースキャビネットは、小規模スペースに一貫したカバレッジを提供することができ、BGMに最適な透明な音だけでなく、レストランのライブイベントを強化するのに十分なパワーを提供します。
最終的なデザインでは、等間隔に配置された6つの柱が取り付け場所として選択されました。X12とX8とSB15mが1台ずつライブミュージックエリアに設置され、プレキシガラスの壁で区切られているオープンエアバーと、ダイニングエリアをカバーする残りの4つの柱に2台のX8が設置されています。ダイニングエリアは、更に2つの壁に取り付けられたX12を備えています。
カバレッジと均質性を最適化するために、Xシリーズ専用のブラケットを使用して、スピーカーがマイナス角度で傾けられ、観客をカバーするために下向きに設置されました。システム全体は、4台のLA4Xアンプリファイド・コントローラによってドライブされています。
「L-Acoustics Xシリーズはこの会場にぴったりでした。美的に感じの良い物であり、リラックスしたダイニングスポットから賑やかなカクテルバーまで、会場の全てのエリアに効果的にオーディオを届けるるための技術的な複雑さを備えています。」とアバディア氏は結論付けています。「Lexie’sでは、Hans HavenaarとDJ Fabrizioの才能を発揮して、本物の感覚を生み出したかったので、サウンドは、その感覚を生み出すための装飾と料理と同じくらい重要です。L-Acousticsは、これを成功させることを可能にしました。」