L-Acoustics、Marshall Studios のユニークなレコーディングスタジオとライブスペースにワールドクラスのコンサートサウンドを提供
2024年6月
「とても音楽的で、私にとってはライブサウンドの最高峰です。」と、Marshall Studios のスタジオ・マネージャーであるアダム・ビア(Adam Beer)氏は、施設の印象的なライブ・パフォーマンス・スペースの中心に現在設置されている新しい L-Acousticsプロフェッショナル・サウンドシステムについて話してくれました。このスタジオには、レコーディング、ミキシング、一般的な音楽制作など、あらゆるサービスが用意されているほか、ポッドキャスト・スタジオ、写真スタジオ、さらには会議スペースも備わっています。
永遠のロックのシンボルであるMarshallスタックは、一枚岩のトーテムとしてそびえ立っています。60年代初頭から現在に至るまで、その独特の美的感覚と音響パワーはロックンロールの代名詞となり、Led ZeppelinやBlack Sabbathなどのバンドに影響を与えながら、このジャンルに忘れがたい足跡を残してきました。その伝統は今も生き続け、音楽機材の世界における真のアイコンとなっています。
イギリス、ミルトン・キーンズにあるMarshall Amplification本社は最近、レコーディングスタジオ、レコードレーベル、ライブエージェンシーサービスを統合するために拡張されました。このスペースには、世界最高クラスの250名収容のライブ・パフォーマンス・スペースがあり、アーティストはここで世界最高の音響設備を活用してレコーディングやライブショーの準備を行うことができます。「Marshallは、アーティストがアンプを必要としていたために始まりました。」とビア氏は言います。「そして60年経った今でも、現代のアーティストが必要としているものは何なのかを自問自答しています。そして、新進気鋭のアーティストが成功するミュージシャンになるために必要なリソースにアクセスできるようにするために、レコードレーベル、ライブエージェンシー、そして現在のレコーディングスタジオを設立するに至ったのです。」
スタジオにライブ要素を残すことは、Marshallのチームにとって非常に重要でした。「このライブスペースでは、イベント、アルバムの発売パーティー、来訪アーティストのパフォーマンスを開催しています。私たちのサウンドシステムは、この建物と私たちがここで行う仕事の質の高さを反映する必要があり、以前設置されていたシステムは私たちの基準に達していませんでした。」とビア氏は語ります。
Marshallは、L-Acoustics公認プロバイダーのSolotechと連携して、厳しい要求を満たすソリューションを探しました。「Solotechは最初から素晴らしい仕事をしてくれました。」と ビア氏は続けます。「彼らはすぐにプロジェクトチームを派遣し、スタジオのスペースを知り、私たちのニーズに耳を傾けることに時間を費やしてくれました。彼らはすぐに、スペースをフレキシブルに機能させるための素晴らしいプランを考えてくれました。」
Solotech がこのスペースに導入したソリューションは、メインPAシステムとして片側A10 Focus 4台とA10 Wide 2台のフライングと、KS21サブウーハー4台で構成されました。モニターにはSB15mが1台、X8が1台、X12が9台で用意されました。システム全体は、3台のL-Acoustics LA4Xと1台のLA12Xアンプリファイド・コントローラーによって駆動されています。
「私達は、クリエイティブで全てのミュージシャンに受け入れられるプロフェッショナルなコンサートグレードのサウンドシステムを求めていました。モダンで斬新、そして透明なものでなければなりませんでした。L-Acoustics Aシリーズはまさにそれにぴったりでした。」Aシリーズは、Marshall Studiosを真にユニークな多目的スペースへと引き上げています。スタジオは、スタジオレコーディングのためのライブルームだけでなく、ライブショーやイベントのための完全な機能を備えたトップクラスの会場として機能しています。」
「ここまでは順調です!」と ビア氏は興奮気味に語ります。「ライブルームで行うすべてのことは、DAWまたはテープに録音できます。ライブで何かを行う場合は、Dante経由で非常にクリアなライブ録音をキャプチャできます。」
「このL-Acousticsシステムが本当に欲しかったんです!」と同氏は締めくくります。「私にとって、これは世界最高のSR装置です。スピーカーの音は素晴らしく、とてもクリアで、Solotechは私が望むものを提供してくれました。これ以上の幸せはありません!」