ロンドンBacchanaliaは、L-Acousticsサウンドシステムの導入で感覚体験を高める
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2023年10月
ロンドン、メイフェアの中心部に位置するBacchanaliaでは、五感を刺激するユニークなダイニングを体験できます。リチャード・ケアリング(Richard Caring)とCaprice Holdings社が考えたこのグルメレストランは、古代ローマ神話の酒神バックスの祭りをイメージに、地中海の美食メニューを提供しています。豪華な装飾が施された店内は、ダミアン・ハーストなど有名なアーティストの作品が飾ってあります。
Bacchanaliaの評判は、美しい内装だけでなく、厳選されたBGM、ライブ・パフォーマンス、有名なDJのセットなど、至高のエンターテインメント・プログラムでも評価を得ています。最高の体験をお客様にしていただくために、Bacchanaliaは古代グレコローマンスタイルのインテリアに違和感なく統合できる、ダイナミックなサウンドを提供できるサウンドシステムを依頼しました。プライマリーダイニングスペースと、ロンドンで最も権威のある民間施設の一つであるApollo’s Museメンバーズクラブの美観を保つことが最優先事項でした。これを実現するために、Bacchanaliaのマネージメントチームは、L-Acoustics Sシリーズによる上品でパワフルなサウンドシステムを導入し、部屋に溶け込むような、高品質なサウンドエクスペリエンスを実現しました。
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BacchanaliaダイニングルームのSシリーズシステム(左図)とX8(右図)の様子。
Photo credit: Johnny Stephens Photography.
シェパートンを拠点とする音響設備会社Marquee AVが、Bacchanaliaのサウンドシステムのデザインと施工を依頼されました。同社は、メイフェアにある有名なプライベート会員制クラブ、Annabel’sでの大規模なL-Acousticsの設置など、Caprice Holdingsとのコラボレーションで既に確固たる成功を収めていました。
Marquee AVは、多彩なサウンドスケープを提供しながら音漏れを最小限に抑え、 会場の唯一無二の建築を補完するために、Syvaによるシステムをデザインしました。「Syvaを選択した理由の一つは、完璧なパフォーマンスを発揮
できるSyvaの高域の出力でした。」とプロジェクト・ディレクタのステイシー・タッフ(Stacey Tough)氏は語ります。
7台のSyvaと7台のSyva LowがメインのダイニングルームとApollo’s Museクラブの空間に均等に配置され、完璧なカバレッジを提供しています。特にライブ・パフォーマンスを補強するために、2台のKS21サブウーハーがメインルームのシステムを補完しています。 一方、2台のSB15mコンパクト・サブウーハーがApollo’s Museクラブを補強しています。4台の小型X8コアキシャル・スピーカーが、彫像など精巧な装飾のためにSyvaを設置することのできない場所にマウントされました。システム全体は、イベント・プロダクションの際にゾーン別のコントロールができる直感的なユーザーインターフェスを提供し、オーディオシステムのシームレスな管理を可能化するためにQ-SYSコントロールシステムに統合された4台のLA4Xアンプリファイド・コントローラにてドライブされています。
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Apollo’s MuseVIPエリアのSyvaシステムの様子。
Photo credit: Johnny Stephens Photography.
スピーカーはすべてホワイトで統一され、さらに芸術家によって大理石やヨーク石の見た目に似せたカスタム仕様で仕上げられました。
「高級ホスピタリティ施設における並外れたサウンドスケープと製品の比類ない汎用性の高い評判が、L-Acousticsを選んだ理由です。僕らサウンドエンジニアにとって、Bacchanaliaのユニークなプロジェクトで課題となったのは、最適な音響分布を確保することだけでなく、空間を美的に仕上げることもありました。Bacchanaliaのデザインチームの厳しい要求に応え、サウンドシステムを特注のデザインに仕上げるために複雑な物流管理を行いました。私たちのチームは、技術的な正確さ、美的感覚、創造的な問題解決力を発揮しました。結果は、会場の雰囲気を高め、壮大な装飾に美しく溶け込むようなサウンドシステムが完成させました。」とタッフ氏は締めくくります。「すべてのチャレンジにやりがいを感じました。そして、メイフェアのこのユニークなホスピタリティ施設のプロジェクトに参加できたことを誇りに思います。」
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Photo credit: Johnny Stephens Photography.