L-AcousticsはNobu Torontoの美食体験を豪華なサウンドで完成させる

2025年2月
1994年に日本のシェフ、ノブ・マツヒサ、俳優のロバート・デ・ニーロ、映画プロデューサーのメイール・テパー(Meir Teper)によって設立されたブランド「Nobu」は、美食の世界において開拓者の代表のひとつとされてきました。カナダ初めての支店Nobu Torontoは、名高いブランドのNobu Hotel, Restaurant & Residencesプロジェクトの一環として、ますます洗練されつつあるトロントのナイトライフを更に充実させています。2階建ての約930㎡を占める、278名を収容できるこのレストランは、バー、ラウンジスペース、2つのプライベートダイニングスペース、寿司バー、屋外テラスで構成されています。Nobu Torontoは神々しい魚料理に加えて、新しく導入されたL-Acoustics Xシリーズで素晴らしいサウンドを提供しています。そのプロフェッショナル・オーディオ・システムは地元のコンサルタントMulvey & Banani Audio Visualがデザインし、The 192 Groupがインストールしました。
「このような施設は、単なるレストランではないので、普通のサウンドシステムを導入することはできませんでした。」とThe 192 Group社長コリー・マックギボン(Corry McGibbon)氏は説明します。「Nobuに入っているものは全て、最高級のラグジュアリーなものです。音楽でさえ、照明、装飾、料理と同様に、この環境の一部として厳選されていますので、Nobuの雰囲気を作り上げている他のすべてのデザインの要素と同様に最高品質のものでなければなりません。」


このプロジェクトの大きな課題の一つは会場の建築にパワフルなサウンドを導入することでした。「L-AcousticsはすでにNobuのブランドスタンダードの1つであり、完璧に調和できるため、選ばれました。」とMulvey & Banani Audio Visual副社長グレゴリー・ラッシュトン(Gregory Rushton)氏は語ります。「Xシリーズは非常に小さなパッケージの高性能スピーカーです。それを実現できるメーカーはごく少ないのです。」レストラン会場は、大きくて奥行きの深いスペース全体に均一なカバレッジが求められ、ダイナミックなBGMとDJイベントの両方に対応できるパワフルなサウンドを必要としていました。
マックギボン氏によると、Nobu Torontoの全体的なデザインは、成熟しつつある都市の変化するナイトライフを表しているそうです。「10年前まではトロントは活気あるナイトクラブが多いことで有名でしたが、最近ではより大人らしいダイニングクラブやラウンジが多くなっています。高級レストランはその市場の要だと言えます。ナイトクラブにとって高品質なサウンドが不可欠であったように、現在のレストランを中心にしたナイトライフにも重要なのです。その変化は人口統計による変化ですが、テクノロジーはそれに追従しなければなりません。」



レストランのL-Acousticsソリューションは、22台のコアキシャルX8、1台のX12、25台のウルトラコンパクト5XTスピーカーに加えて、12台の天井埋め込みのSB10iよる、2階までカバーされた分散システムで構築されています。すべてのシステムはLA7.16iとLA4Xアンプリファイド・コントローラでドライブされています。
バーとダイニングエリアは複数のゾーンに分かれていますが、マックギボン氏は、LA7.16iは会場の複雑さを管理することに役立っていると評価しています。「LA7.16iは完全なカバレッジを実現し、スピーカーの台数を管理し、スペース内の全てのゾーンで質の高いオーディオを実現するための柔軟性を与えてくれます。特にサブウーハーは、食事をする人の気分を圧迫することなく、ナイトクラブ雰囲気を盛り上げてくれます。」
Nobu Torontoの新しいL-Acousticsプロフェッショナル・サウンドシステムは、会場の高級感を引き出しています。最近では、トロント国際映画祭やファッション・ウィーク・トロントといった名高いイベントからの感想は非常にポジティブだったそうです。マックギボン氏は結論付けています。「Nobu Torontoは、究極の洗練を体現しています。それは、L-Acousticsが提供する最高のコンサートでしか聞けないサウンドと同じ音質を届けてくれるXシリーズ・システムのおかげでもあります。」

