2019年1月

ミシガン州デトロイトに本社を置くツアーリングSRプロバイダーは、テキサス州ダラスで開催された初のPosty FestにパワフルなK1 / K2システムを提供

現在のレコーディングアーティストの中で、流星のような成功を遂げたレコーディングアーティストは ポスト・マローン (Post Malone) 以外にいないでしょう。2015年にWhite Iversonという曲で、テキサス州グレイプバインの田舎から突如登場したポスト・マローンは、音楽ストリーミングサービス Spotifyで最もストリーミングされた5曲の中で2曲が彼の曲で、2019年グラミー賞に候補に挙がりました。2018年に2番目にストリーミングされたアルバムは言うまでもありません。さらに、彼のミュージックビデオ”Rockstar”は、YouTubeだけで約5億の再生回数を記録しました。

Thunder AudioのL-Acoustics K1/K2システムは、Posty Fest にパンチと明瞭度を提供しました


ポスト・マローンは、2018年のマルチプラチナリリース、beerbongs&bentleysをリリースし、その勢いに乗って 10月28日、ダラスの20,000人収容のDos Equis Pavilionで、彼の主催するPosty Festに登場しました。Tyler、The Creator、Travis Scottをはじめとする数多くのヒップホップやラップのトップアーティストが参加しており、デトロイトに本社を置くツアーリングSRプロバイダーThunder AudioがL-Acoustics K1/K2スピーカーシステムを提供しました。

FOHエンジニアのJoseph Hellow氏は、ラップ、エモ、R&Bを融合するマローンの音楽を再現するために、L-Acousticsが優れた選択肢になると考えていました。「彼のボーカルを包み込むトラックは、大きなダイナミックレンジを持ち、非常に演劇的で、フレンドリーなショーです。」と、マローンの情熱と舞台での存在感を故カート・コバーンと比べ Hellow氏は説明しました。「音響的に、全面的にクリーンな出力と干渉しないパワフルな低域が必要でした。だからL-Acousticsを選んだのです。」

コーチェラ・フェスティバル2018以来、ポスト・マローンとそのプロダクションチームと仕事をしてきたHellow氏は、ヒップホップ界で確固たる地位を築いています。Big SeanやTygaのようなアーティストとの仕事もこなしてきた彼は、いくつかのブロードウェイ・プロダクションも経験しています。「私は音の中に生まれ、カナダで初めてのハイ レベルなスタジオを所有していた父とレコーディングスタジオで育ちました。」と説明します。

スタジオでのトレーニングと経験が現在のマローンとの仕事に繋がっています。「L-Acousticsは非常にスムーズでありながら、優れたパワーを提供するので、常にコンサートライダーに指定するPAシステムのトップ2に上がっています。これは高いSPLのショーですが、明瞭度はパワーと同じくらい重要です。そして、私たちに提示されたほとんどのシステムは、まだマルチステージ・スタジオ・コンプレッションの私たちのサウンドを再現することができません。」

 
 

ThunderがPosty Festに提供したシステムは、片側14台のK1の下に4台のK2による2ハングと、メインLRアレイの後ろにフライングされた8台のK1-SBによる2ハングで構成されました。アウトフィルとして追加された片側8台のK1がフライングされました。また、センターフィルおよびディレイフィルとして、6台のK2による3つのハングも採用されました。低域は、片側4台ずつでグラウンドスタックされた12台のSB28と、最近購入した15台のKS28が3台ずつセンターにまとめられた構成になっていました。サイドフィルとして2台のK2の下に2台のSB28がスタックされ、DJフィルとして3台のKaraの下に2台のSB18が配置されました。すべてが4台のP1 AVBプロセッサを介してLA8LA12Xアンプリファイド・コントローラによってドライブされ、FOHのDiGiCo SD10コンソールとモニタによってコントロールされました。

Thunder AudioのGreg Snyder氏は、次のように述べています。「長年L-Acoustics製品に親しみ、その価値を理解するようになりました。そしてK2が登場しました。『やっと、サウンドと技術の両面からK1を支えるボックスが出た!』と思い、すぐにそれに投資しました。間もなくしてライダーのナンバーワンになり、長い間ナンバーワンを維持しています。」

Snyder氏は、Thunder Audioとその顧客がL-Acoustics製品ラインに満足している理由の中に、Kシリーズのダイナミック・アコースティック・レスポンス、その最強の配置および真に予測可能な素晴らしいヘッドルームを挙げました。「Thunderが創業40周年を迎える中、このような製品のおかげで成長を続けています。顧客が具体的にL-Acousticsを求めることが多いのです。」と彼は言います。