2024年1月
L-Acousticsは、好評のコアキシャルXシリーズの発展形となる、汎用性の高いXiシリーズの発売を発表いたします。ISE2024では、ホール7のブース#7F150、ホール2のブース#2G500、ホール8のオーディオデモルーム#B4にて、新しいX8iとX6iをご視聴いただけます。Xiシリーズは、どのようなタイプの場所にもシームレスに溶け込むことができるコンパクトなフォーマットで、パワフルでプレミアムサウンドを必要とする設備プロジェクトのニーズに応えるために設計されています。

Xiシリーズは、ショートスローのアプリケーションに特化した、高いSPL、帯域幅、フォーマットを持つ設備向けコアキシャル・エンクロージャーを提供します。これらのエンクロージャーは、原音に忠実な音質と目立たないデザインを特徴とし、自然でパワフルなサウンドを必要とする会場にシームレスに溶け込みます。

「Xiシリーズは、プレミアム・インストールのさまざまな要求を満たす上で、大きな飛躍を意味します。洗練された音響設計と物理設計が、シンプルでありながら目的に応じた豊富なアクセサリーと組み合わさることで、どんな空間でもプレミアムなプロフェッショナル・オーディオを実現することが可能になります。」と、L-Acousticsプロダクトマネジメント・ディレクターのジェルマン・シモン(Germain Simon)は語ります。

Xiシリーズの特徴の一つは、コンパクトなデザインと、距離に対して均一なトーンバランスを可能にするコアキシャル(同軸)テクノロジーです。この技術により、軸外のオーディエンスにもきれいなカバレッジを提供します。また、最短リスニング距離の必要もなく、高いハウリング除去を実現できます。優れた帯域幅対サイズ比を誇るXiシリーズは、クリアな低域パワーを可能にするL-Ventsを備え、IP55等級の対候性を達成し、室内・野外でのご利用に最適に対応します。

新しいX6iとX8iは、スタジオのようなクリアなサウンドを提供しながら、ハイエンドの建築環境にシームレスに溶け込むエレガントでスマートなデザインが特徴です。この2種類のパッシブ・スピーカーは、バスレフキャビネットに6.5インチ(Xi6)または8インチ(Xi8)のLFトランスデューサーと、1,5インチのネオジム・コンプレッション・ドライバーを同軸に搭載しています。90°の軸対称指向性により、全周波数帯域幅にわたって二次ローブが発生しない、滑らかなトーンレスポンスが得られます。

2種類とも、2つのプリセットで駆動でき、さまざまなプロジェクトのニーズやサブウーハーとの併用に適応します。ボーカル補強やサブウーハーとの併用に理想的なネイティブ・プリセットでは、X6iは最大SPL123 dB、周波数レスポンスの下限は69 Hz、X8iは最大SPL129 dB、周波数レスポンスの下限は67 Hzを誇ります。単体での用途や近距離でのリスニングでは、X6i_50プリセットを使用します。54 Hzまでのフルレンジ・サウンド再生を実現し、最大SPL 117 dBを出力します。X8i_40プリセットは43 Hzまで再生し、最大SPLは123 dBです。忠実度の高いパワフルなサウンドとエレガントなフォルムの組み合わせにより、X6iとX8iは、小規模な劇場、ライブ・クラブ、ラグジュアリーやホスピタリティ施設、礼拝堂、自宅、ヨット、放送局、レコーディング・スタジオなどでのボーカルや音楽の拡声に最適です。

L-Acoustics Xiシリーズは、比類ない汎用性とパフォーマンスを提供し、プレミアムのインストールを実現します。エレガントなデザイン、卓越した音質、さまざまな音響ニーズへの適応性により、Xiシリーズはあらゆる空間にコンサートグレードのサウンドソリューションを提供します。

X6iとX8iは2024年4月より出荷予定。