2015.03.18
株式会社四国舞台テレビ照明様の現場にお邪魔しました
12XT
■ 多用途に対応する音響性能、明瞭度と高精度
■ ポイントソース、優れたパフォーマンス
■ FOH・フィル・ステージモニター用に最適
■ プラグ&プレイ方式の素早いセットアップとチューニング
■ 分散SRアプリケーションに適した組み込み型リギングシステム
■ 洗練されたデザイン・耐久性の高い構造・長い耐用年数
■ アンプリファイド・コントローラーによる高度なドライブ
と保護
■ 白バージョン有br/>
生産完了日:2015年6月
後継機種:X12
アクティブとパッシブが合体した12XTのキャビネットは、L-Acoustics同軸スピーカーの中ではミドルサイズのモデルです。再生周波数帯は55Hz~20kHzですが、SB18サブウ-ファーを加えると32Hzまでレスポンスを広げることができます。
12XTのバスレフ型エンクロージャーには、3インチのダイアフラムコンプレッションドライバが12インチ低域トランスデューサーに同軸配列されています(HFの指向性コントロールのため)。アンプリファイド・コントローラーを用いた場合のアクティブモードは、クロスオーバー機能、システムEQ、HFとLFトランスデューサーのタイムアラインメント、トランスデューサーの保護(リアルタイムとRMS)といった機能を持っています。パッシブモードでは、12XTに搭載されたクロスオーバーネットワークがメーカー独自の三次フィルターを用います。また、トランスデューサーの保護はアンプリファイド・コントローラーのドライブパラメーターによって決まります。
トランスデューサーを同軸構成にしてあるため周波数帯全域で音響的な干渉が発生せず、90°に軸対称の指向性出力となめらかな音色を得られます。
V字型にデザインされたキャビネットは、垂直方向に対して30°と60°に固定された角度を用いることでショートスローやロングスローのモニタリングを含む、多目的なアプリケーションすべてに完璧なまでに対応します。バルト海産カバの合板を使用したキャビネットにはポールマウントソケットと、サードパーティーのオムニマウント取付金具にも対応するネジ穴が付いています。また、オプションのブラケットETR12-2を付ければ、フライングも可能です。
L-ACOUSTICSアンプリファイド・コントローラーを次のアクティブ又はパッシブモードに設定して、12XTをコントロールします。(アクティブとパッシブの切り替えスイッチはフロントグリルの後ろにあります) ・ フルレンジモード…単体フルレンジで12XTを使用する場合。([12XTA_FR] [12XTA_FI] [12XTA_MO] [12XTP_FR] [12XTP_FI] [12XTP_MO]プリセット)
・ ハイパスモード…100Hzのハイパスフィルター、SB18サブウーファーを加える場合。(上記のプリセット名の次に“_100”を加えたプリセット)
FOHに適するプリセットは[FR]、分散型には[FI]、ステージモニタースピーカーには[MO]と、各モードで使い分けて使用するのがお勧めです。
12XTのパフォーマンスは、選択したプリセットと物理的なシステム構成に依存します。
●タイプ:
アクティブ/パッシブ切替 2 Way
●アンプリファイドコントローラー:
LA4X、LA8jp
●周波数特性(-10dB):
55Hz – 20kHz ([12XTA_FR]プリセット)
●最大音圧レベル:
133 dB ([12XTA_FI]プリセット)
●指向性(-6db):
90°軸対称
●トランスデューサー:
LF 1 x 12″ バスレフ
HF 1 x 3″ コンプレッション
●リギング:
35mmポールマウントソケット
ETR12-2 Uブラケット
XTLIFTBAR
ウエッジ角度:30/60°
●IP/UV 等級:
IP:IP43、UV:6
●サイズ:
W x H x D : 410 x 540 x 389mm
●重量 :
29 kg