AES Q-BOX
商品概要
AES/EBUチェッカー
AES/EBUのデジタルオーディオシステムに音声を伝送したはずなのに、何も聞こえてこなかったらどうしますか? 送信側のユニットは正しいデータを生成していると、どのようにして実証しますか? データはきちんと音声を含んでいるか、受信側のユニットは問題なく機能しているかを、どのような方法で点検しますか? 現実問題として非常にクリアなデジタルシステムもあり、そのようなシステムでは、システムが作動しているのかどうかさえも判断がつかないことがあります。
このようなAES/EBUのデジタルシステムのトラブルシューティングに役立つアイテムがAES Q-BOXなのです。 入力されたデジタル信号を音で確認できて、内蔵マイク、ジェネレータ、AUX INのソースをデジタル出力できるハンディタイプのAES/EBUチェッカーです。
単3電池、もしくは6Vの電力供給で駆動します。電源がオンのときはPOWERインジケーターが点灯し、明るさの度合いでバッテリーの状態を見極めることができます(薄暗くなったら電池の換え時です)。
モード
MODEスイッチで3つのオペレートモードを切り替えられます。
■IN/OUT:通常のモード
■PASS THRU:インプットで受信したデジタル音声を、音声の状態をモニターできるように同じサンプルレートで出力へスルー
■CABLE TEST :ケーブルテストモード
デジタル入出力
デジタル入力
32kHz-192kHzまでのデジタルサンプルレートを認識します。
INPUT SAMPLE RATEのインジケーターには32、44.1、48、88.2、96、176.4、192のサンプルレートがkHzで表示されます。
FAULT LEDは、データ・ストリームやハードウェアに問題がある
場合に点灯します。
デジタル出力
SOURCEスイッチを押して、アナログ音声ソースとしてMIC、TONE、AUX IN(アンバランスの1/8″TRSステレオジャック)から選択します。
■サンプルレート:48kHz、96kHz、192kHz。
■内蔵のTONEジェネレーターは左チャンネルに440Hz、右チャンネルに880Hzを送ります。
■内蔵のMICはエレクトレット・コンデンサー・タイプで、左右の両チャンネルに送られます。
■AUX INにはラインレベルのステレオ音声を入力可能です。
■アナログ信号はAES/EBUデジタルに変換され、XLRオスとBNCを通して出力されます。