ミキシングコンソールは、入力チャンネルにある多くのインサートとダイレクト・アウトを持っていますが、デジタル・ミキシングコンソールのインサートとダイレクト・アウトはADとDAコンバータ（物理的な接続と同様に）を必要とするので、大部分のメーカーはこれらの数を僅かなオプションとして制限します。

マイダス・ネットワークにおけるデジタル・ミキシングの美点として、ひとつは、I/Oの数とその構成を、自由に選択し拡張させることができます。

また、マイダス・モジュラーI/Oカードは複数のMIDASデジタル製品と共通しているため、異なるハードウェア間で自由に交換できるので、応用性・柔軟性にも優れています。マイダスのオーディオ性能、信頼性にプラスして、すべてのXLR I/Oカードには接続場所を見つけ出すためにLEDなどユーザー目線の便利な機能が備わっています。

5種類のI/Oカードは、DL451、DL351、PROシリーズのサーフェスに利用できます。

◆Sample rate
96 kHz
◆Dynamic range
>110 dB unweighted (20 Hz – 20 kHz)
◆Maximum input level
+21 dBu
◆Maximum output level
+21 dBu
◆CMRR @ 1 kHz
typically >70 dB
◆Noise (Unity gain)
<-89 dBu unweighted (20 Hz - 20 kHz)
◆Frequency response
±0.5 dB (20 Hz – 20 kHz, relative to 1 kHz)
◆THD+N (Unity Gain)
<0.01%
◆Crosstalk @ 1 kHz
<-90 dB
◆Input impedance
10k ohms
◆Output impedance
50 ohms
◆Connectors
TRS Jacks Balanced