DN9652
商品概要
デュアル・ネットワーク・ブリッジフォーマット・コンバータ
- 2つのネットワーク・インターフェイスは、24-bit 96kHzサンプリングレートで最大72双方向チャンネルをそれぞれサポートします
- ネットワーク・モジュール・インターフェイスは、1:1 チャンネルの割り当てをします
- 各チャンネル双方向のAsynchronous Sample Rate Conversion(非同期サンプリングレートコンバータ:ASRC)をバイパスする機能
- 対応する入力クロックに問題が生じてもネットワーク全体に障害が広がらないようにするため、双方向性の「入力クロックに障害があるならば、出力のクロックを止める」リダンダンド切り替えの為のASRC機能は、ユーザーが自動または手動にて選択可能です
- データフォーマット・ワード長の切り捨てとディザリング
- 極めて高い安定精度1ppm、クロックの発振器を温度制御します
- 44.1 kHz、48 kHz、96 kHz サンプリング周波数の動作をサポート
- サード・パーティのインターフェイスに柔軟な同期が選べます; ネットワーク・モジュールの入力と出力クロック ワードクロック入力 ワードクロック出力 ビデオBlack Burst 入力(SDやHD解像度に含まれるPAL / SECAM / NTSC フォーマット )
- Linux Webサーバをホストしたプラットフォーム独立モデルのWebブラウザ構成インターフェースソフトウェア
- リモートコンピュータ接続のためのイーサネット・コントロール・ポート(ソフトウエアの更新やWebブラウザによる構成)
- 100V ユニバーサル・パワーサプライ
- 1U サイズ、19インチ・ラックマウント
イントロダクション
現在、市場では様々なマルチチャンネルのデジタルオーディオ・プロトコルが存在します。そのいくつかは確立され、数年のうちに一般的になりました。また、新たなプロトコルも最近現れ、すべては認知度とマーケットシェアのために争っています。異なるプロトコルを連結することは難しく高価な物となってします。そして、余り柔軟性がなく、専用のハードウェアを使わなければなりません。異なるオーディオ・ネットワーク同士をつなぐことは、しばし異なっているサンプルレートとクロック領域を持っていて、難しく高価なプロセスとなってしまいます。DN9652 デュアル・ネットワーク・ブリッジは、簡単に、そして、確実にインターフェースを2つの異なるデジタルオーディオネットワーク同士が接続できるよう設計されています。
現在利用できるインターフェースは以下の通りです:-
Audinate Dante
Aviom A-Net
Cirrus Logic CobraNet
Digigram EtherSound
MADI (AES10)
DN9650 ネットワーク・ブリッジは、Cirrus Logic社、Lab X Technologies社、LLC社、Audinate Pty社によって設計、製造されるネットワーク・モジュールをサポートします。
クロックの同期
DN9652のクロック同期領域は、2つのネットワークモジュールインターフェースの各々を2つの領域(AとB)に分けられます。
各々のネットワーク・クリック領域は、下記から選ぶことができます:-
外部ネットワーク・クロック
同期のあるワードクロックの外部ネットワーク・クロック
DN9652搭載しているオシレータ
ネットワーク・モジュールに搭載しているクロック
他のネットワーク・モジュールからのワード選択
ワードクロック入力
ビデオBlack Burst入力
注:上記のオプションからの選択は、搭載したサードパーティ・モジュールの機能設定で制限される場合があります。