KH 120 IIは、高い評価を得た前モデルと同じコンセプトに基づいていますが、すべてのパラメーターにおいて、より深い低音、より高いSPL能力、さらに優れた解像度など、性能向上のために完全に再設計されています。内部DSPパワーにより、ノイマンの革新的なMA 1オートマチック・アライメントによる位相リニア・クロスオーバーとルーム・アダプティブ・アライメントが可能です。

ノイマンが2010年にKH 120 Aをリリースしたとき、それは継続的なサクセスストーリーの始まりでした。それ以来、ノイマンのモニタリングは、世界中の数え切れないほどのスタジオでリファレンスとして選ばれるようになりました。

KH 120 IIは、最高のリニアリティ、最小の歪み、色付けのなさ、あらゆる音響環境への完璧な適応性という、前モデル、そしてすべてのノイマン・スタジオ・モニターと同じ哲学を踏襲しています。すべてのパラメーターの性能向上とパワフルなDSPエンジンにより、KH 120 IIはあなたのトラックをより明瞭に聴き取り、より効率的に作業することを可能にします。あらゆる再生システムに最適なミックスを簡単に作成できます。

KH 120 IIの周波数特性は、44 Hz～21 kHz（±3 dB）で極めてリニアです。それだけではありません。位相特性もリニアです！つまり、驚異的な透明度を持つクリアな中音域と、時間領域における極めて正確なインパルス再生と繊細なリバーブ再生を実現します。これは、アナログ・フィルターによる位相歪みを回避する高度なクロスオーバーを可能にするDSP制御のエレクトロニクスによって実現されています。内蔵DSPは、音色の一貫性においても新たな基準を実現しています。KH 120 IIは、±0.5dB以下という極めて低い公差で作られています！ あなたもそれを聴くことができる： ステレオ・イメージは非常にシャープです。

KH 120 IIはニアフィールド用に設計されており、推奨リスニング距離は1～2mです。そのため、ホームスタジオやプロジェクトスタジオ、ミキシングや編集室などの小さな部屋や、大規模なマルチチャンネルアプリケーションのサラウンドスピーカーとして理想的です。KH 120 IIは、ポータブル・フォーマットでありながら卓越したリニアリティを備えているため、ロケ（オーケストラ／合唱団、ライブ・レコーディング、映画、放送など）の際に、プロフェッショナルなクオリティの即席コントロール・ルームを作るのにも最適です。

どんなに優れたラウドスピーカーでも、音響環境が許す限り良い音しか出ません。ノイマンのMathematically Modelled Dispersion (MMD) ウェーブガイドは、広いスイートスポットを保証し、机からの反射を最小限に抑えます。しかし、KH 120 IIはさらにその上を行きます： 内蔵DSPにより、ノイマンの画期的なオートマチック・モニター・アライメントによるルーム・キャリブレーションが可能です。MA 1(別売)は、DSPパワードモニターを部屋の特性に最適に適応させ、リスニングポジションに完璧にアライメントさせます。音響処理が施された部屋でも、大幅な改善が得られます。

他のKHライン・スタジオ・モニターとの音色互換性により、KH 120 IIをミックス・セットアップ（例えばイマーシブ・セットアップ）で使用することが可能です。柔軟な接続性のために、KH 120 IIはアナログ入力とS/PDIF入力の両方を備えています。