KH 870（KH シリーズ）

Neumann

サブウーファー

KH 870（KH シリーズ）

商品概要

7.1 アナログバスマネジメントサブウーファー

7.1 高解像度バスマネジメント
非常に優れた低域応答（18Hz）
優れた最大 SPL（116.7dB、400W）

NeumannリモートコントロールNRC 1
システム音量、LFEゲイン、バスマネジメントバイパスを制御できるシンプルなハードウェアリモート。標準のCAT-5（以上）ネットワークケーブルが別途必要です。

電子系統遠隔操作キット REK 3
スピーカーキャビネットから最大30m離して電子パネルを設置するためのキット。標準の4ポールスピコン端子ケーブルが別途必要です。

サブウーファーイーサコンアダプタ SEA 1
複数のサブウーファーを単一のリモートコントローラー（NRC 1）や他のRS-232データ源に接続できます。最大3つのサブウーファーに1つのSEA 1で対応可能。大規模なシステムには複数のSEA 1が必要です。標準のCAT-5（以上）ネットワークケーブルが別途必要です。

高精度はそのままに、パワーを向上

KH 870は、7.1高解像度バスマネージャーによりさまざまなニーズに応えます。バイパス可能な7.1バスマネージャーの優れた柔軟性を生かして、モノラルから最新の7.1 HDシステムに至るすべての標準的なコンシューマフォーマットに対応。アナログ8チャンネルで、モダンなスタジオとの相互接続性にも柔軟性を持たせました。また4モードのLFEチャンネルプロセシングにより、あらゆるフォーマットや業界との互換性を保証。さらに4次クロスオーバーと柔軟な音響制御で、シームレスなシステム統合を実現しています。

内蔵のボリュームコントロールとハードウェアリモートコントロールを使えば、音源に依存しない一元的なシステム制御も可能です。電子系統も遠隔設置できるため、ケーブル数を軽減できる点も特長。モノラルから3Dに至るまで、多種多様なシステム構成にお使いいただけます。

横方向の音響密度を改善

最新のアンプテクノロジーと音響コンポーネントを採用することで、極めて高精度なサウンド表現を実現しました。また堅牢なドライバやタフなキャビネット、入念にデザインされたポートが、再生レベルが高い環境でもタイトかつ明瞭で歪みのない低域特性を発揮します。またサム出力を用いた平面波ベースアレイ（PWBA）技術が、リスニングエリアにおける横方向の音響密度を改善。低域応答性にも優れ、18 Hzまでカバーします。

柔軟な設置オプション

KH 870サブウーファーはNeumannの多彩なモニター製品の補完システムとして設計されており、単独で使うことも、デイジーチェーン接続でSPL特性のさらに高い大型システムを構築することもできます。音楽、放送、ポストプロダクションの各スタジオでのトラッキングやミキシング、マスタリングに最適です。前面にマウントポートがあるため、壁に沿っての設置とフラッシュマウントでの設置が選べ、Neumannの他のスピーカーと組み合わせたマルチチャンネルシステムの構築も自由自在です。

お勧めのシステム構成例

ステレオ
・2 x KH 80 DSP + KH 870
・2 x KH 120 + KH 870
・2 x KH 420 + 1 or 2 KH 870

5.1または7.1サラウンド
・5または7 x KH 80 DSP + KH 870
・5または7 x KH 120 + KH 870
・3 x KH 120 + 2または4 x KH 80 DSP + KH 870
・5または7 x KH 310 + KH 870
・3 x KH 420 + 2または4 x KH 310 + 3 x KH 870
・5または7 x KH 420 + 3 x KH 870

3D 9.1オーディオシステム
・9 x KH 80 DSP + 2 x KH 870
・9 x KH 120 + 2 x KH 870
・5 x KH 120 + 4 x KH 80 DSP + 2 x KH 870
・9 x KH 80 DSP or KH 120 or KH 310 + KH 870
・5 x KH 310 + 4 x KH 80 DSP or 4 x KH 120 + 2 x KH 870
・3 x KH 310 + 6 x KH 80 DSP or 6 x KH 120 + 2 x KH 870
・3 x KH 420 + 6 x KH 310 + 3 x KH 870
・5 x KH 420 + 4 x KH 310 + 3 x KH 870
・9 x KH 310 + 2 x KH 870

スペック

音響特性
自由音場における周波数特性 ± 6 dB	17 ～ 600 Hz
自由音場における周波数特性 ± 3 dB	18 ～ 300 Hz
正弦波出力（ハーフスペース、THD < 0.5％ / 1 m）	95 dB SPL（ > 40 Hz ）
低音性能：最大 SPL（ハーフスペース、3％ THD / 1 m）（平均 50 Hz ～ 100 Hz）	116.7 dB SPL
10 cm における自己生成ノイズ（ 0 dBu で入力ゲインが 100 dB SPLに設定されている場合）	< 20 dB（A） SPL
電気的特性
コントローラーデザイン	アナログ、アクティブ
クロスオーバー周波数	80 Hz
クロスオーバースロープ	24 dB/oct; 4th order
イコライゼーション：ローカット	30 Hz、0 ～ -12 dB
位相	0、45、90、135 および 0 / 180 度
レイテンシー	0 ms
ウーファーアンプの出力電力（ THD+N、リミッター無効：10％）	400 W
入力ゲイン制御（感度）	+2 ～ -12 dB
出力レベル制御（入力レベルが 0 dBu のときの 1 m における出力レベル）	100、 114 dB SPL
パラメトリックイコライザー：	バイパス可能
ゲイン	+4 ～ – 12 dB
周波数	20 ～ 120 Hz
Q	1 ～ 8
超低周波フィルター；スロープ	6.5 Hz; 12 dB/oct.
アナログ入力/出力
アナログ入力	XLR x 8
アナログ出力	XLR x 8
アナログ入力インピーダンス	> 13 k Ω
最大入力レベル	+19 dBu
CMRR	> 56 dB(15 kHz時）
クロストーク（1 kHz）、レベル整合	< -90 dB、± 0.1 dB
アナログダイナミックレンジ、THD+N	119 dB(A) 、 <0.001% (-100 dB)
ゲインコントロール	+ 2 ～ – 12 dB
LFEゲイン	0 / +10 dB
電源
主電源：入力電圧、周波数	220 ～ 240 V ~ または 100 ～ 120 V （切替可能）
消費電力：アイドル / フル出力	25 W / 550 W
機械的特性
高さ × 幅 × 奥行	735 x 330 x 645 mm
重量	47.1 kg （ 103.6 lbs ）
ドライバ	防磁仕様
ウーファー	2 x 265 mm （ 10 ”）
キャビネット表面仕上げ、カラー	塗装、ガンメタル（ RAL 7021 ）
バッフルカバー	メタルグリル付属