KK 105 S はゼンハイザー SKM 5000 および 5200 ハンドヘルド送信機用の最高級カプセルヘッドです。ワイヤレス操作の自由さと頑丈なステージ用のマイクロフォンの優れた特性、精密に製造されたコンデンサーカプセルにより、真のNeumannサウンドを提供します。優れたポップ軽減、高いSPL能力そしてフィードバック耐性を備えます。

KK 105 S のカプセルヘッドは最も厳しい条件のライブで使用しても、ステージにスタジオのサウンド品質をお届けします。Neumannの名高い完璧を追求する精神と、ゼンハイザーのライブパフォーマンス技術に関する長年の経験が融合して生まれたのがこの KK 105 S です。

KK 105 S カプセルヘッドは賞を獲得したNeumannの大ヒット製品、KMSシリーズのワイヤードステージマイクロフォンがベースになっています。通常はステージマイクロフォンにはダイナミックカプセルが使用されているのに対し、KK 105 S には優れた明瞭度でNeumannのスタジオマイクロフォンを世界中で広めたコンデンサーマイクロフォンカプセルが使用されています。それと同時に KK 105 S はステージマイクロフォンに必要とされる耐久性も備え、コンデンサーマイクロフォンは「壊れやすい」という常識を覆しました。KK 105 S は最大 150 dBの非常に高い音圧レベルにもクリッピングなしで耐え、指向性パターンはハウリングが発生しづらくなるように設計されています。KK 105 S の周波数特性はダイナミックマイクロフォンよりはるかにスムーズで、トップエンドも軽やかです。ダイナミックマイクロフォンと比べ、Neumann KK 105 S は幅広く優れた過渡応答を備え、より直接的でエモーショナルなボーカルサウンドを生み出します。実用面では、通常のEQブーストなしでも簡単に明瞭度が得られ、それによりフィードバック耐性も向上しています。

KK 105 S はクローズマイキング用に最適化されています。これによりシンガーの唇がマイクに触れても近接効果を処理し、リアな低域が保証されます。ヘッドグリルは硬化スチール製で非常に効果的なポップスクリーンを内部に備えています。

ゼンハイザーのワイヤレスシステムと一つになったNeumannのカプセルヘッドは、ユーロビジョンソングコンテストなど国際的なテレビ番組の他、世界中の大きな舞台でその際立ったサウンド品質と信頼性を示してきました。

KK 105 S は、ステージのボーカルやスピーチ他フィードバックが起こりやすい環境に対応する設計となっており、従来のモニタリングシステム以外にインイヤーモニタリングにも適しています。