最新のスモールダイヤフラムコンデンサーマイクロフォンであるKM 184 （ カーディオイド）は、均一かつ周波数の影響を受けない指向性パターンを実現しています。

シリーズ 180 は非常に低いセルフノイズと、高SPLへの対応能力、非常に自然で透明感のあるサウンドを特徴としており、クラシックピアノからヘビーメタルのドラムまで幅広い用途で世界のステージやスタジオの基準となっています。

今日、多くのマイクロフォンは独自の音響特性を付与する設計を採用していますが、もとのサウンドに足すことも引くこともなく、忠実に再現することが求められる場面は数多くあります。そうした場面でNeumannシリーズ 180 は活躍します。

Neumannシリーズ 180 は、指向性の異なる3種類のマイクロフォンから成ります。KM 183 （無指向性）、KM 184 （ カーディオイド）、KM 185 （ ハイパーカーディオイド）はステージやスタジオのほとんどの場面に対応可能です。シリーズ 180 マイクロフォンは非モジュール形式であるため、 8種類のカプセルヘッドが交換可能なモジュールシリーズの KM A および KM D と比べ費用効果が高くなっています。

シリーズ 180 はお求め易い価格にも関わらず、非常に低いセルフノイズや高SPLへの対応能力など、最新のNeumannエンジニアリングの詰まったマイクロフォンとなっています。

革新的なヘッドアンプが幅広いダイナミックレンジを提供しつつ、カプセルがサウンドの完全性を維持するように注意深く設計されています。さらにトランスレス出力段により最大300 mの長いケーブルを伝送損失なしに使用できます。

KM 184 は非常にスムーズでリニアな周波数特性を備えたカーディオイドマイクロフォンです。高位機種であるNeumannの傑作、KM 84 と同様のカプセル設計を採用。9 kHzあたりで高域をわずかに持ち上げることで壮麗さを加えています。カーディオイドパターンは周波数の影響を受けず、実際の使用において広いピックアップ角度に渡ってサウンドの色づけは発生しません。回り込みやすい低周波でも背面（180°）からのサウンドを大きく減衰します。

KM 184はピアノ、パーカッション、ドラム、アコースティックギター、アップライトベース、バイオリン、チェロ、木管楽器、金管楽器その他アコースティック楽器など幅広い用途に対応する汎用マイクロフォンです。

その優れた軸外特性により、シリーズ 180 マイクロフォンはステレオおよびサラウンドレコーディングで完璧なサウンドイメージを提供する、最適なマイクロフォンです。