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2025.01.31
グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)大阪の中心にある都市型MICE施設にL-Acousticsが採用される
Soundvision
音響シミュレーションプログラム
SoundvisionはL-Acousticsシステム(WSTラインアレイモデル・同軸ポイントソースモデル)における音響的/機械的ミュレーションをサウンドデザイナーに提供します。L-Acousticsが持つ「音源から放出された音の挙動に関するモデリング」の豊富な経験をベースとし、Soundvisionは初のリアルタイム3Dサウンドデザインプログラムとなっています。
システムカバレージの可視化と音圧算出をリアルタイムで実現
Soundvisionは複合的な要素を含む会場構成と音響システムに対して、音圧(SPL)カバレージやマッピング、ディレイカバレージ(またはマッピング)を算出します。スピーカー配置/エイミングの検討や室形状の入力は、水平ビュー(プレーン)または垂直ビュー(カット)から行います。インパクトカバレージ・SPLマッピング・ディレイの値は、受音面における直接音に基づいて算出されます。
必要な情報を提供するユーザーモード選択
マッピングモードはオーディオコンサルタントの皆様に詳細な情報を提供します。カバレージモードはツーリングサウンドエンジニアの皆様に実用的なツールを提供します。複数のスピーカーやアレイを用いたシステムで必要になるタイムアライメント情報はディレイモードで可視化できますし、ツーリングチームのリギングスタッフや固定設備施工の施工担当者様には、メカニカルデーターによる詳細なセットアップ情報を提供します。
Soundvisionオンラインデーターベース
L-AcousticsのWebサイトから入手できる「世界の会場データーベース」を利用すると、あらかじめモデリングされた会場の室形状ファイルに、自身のツーリングキットを組み込むことができます。これにより、エンジニアは会場に合わせたシステムデザインの準備・最適化を素早く行えます。Soundvisionユーザーコミュニティーへの参加者のおかげで、ロード中のエンジニアはシステムデザインと最適化のプランを、現場に到着する前に正確に予測できます。
特徴
ギグをデザインする
3Dモデリング
サウンドシステムの設計を開始するために、シンプルな会場モデルを作成します。また、サウンドシステム設計の精度を高めるために、高度なモデルを構築することもできます。
サウンドシステムを構築する
L-Acousticsスピーカー、ラインアレイ、またはサブウーハーを3D環境に配置し、聴衆全体へのシステム音圧レベル(SPL)の分布をすばやく評価します。対称関数を使用してソースを複製およびリンクします。変更を加えると、両方のソースに影響します。
リアルタイムマッピング
スピーカー単体またはシステム全体の音圧レベル(SPL)を、選択した周波数帯域で正確に予測します。結果はdBA、dBC、dBアンウェイトで得られます。ディレイモードでキャリブレーションプロセスを準備し、ソースのアライメントを開始します。
Gigを最適化する
オートスプレィ(Autosplay)
ラインソースの垂直方向のカバレージを評価し、オートスプレィで最適なメカニカルアレンジを施します。SPL分布の目標を定義すると、オートスプレィがエレメント間の角度を微調整し、波面整合性とSPL分布の両方を最適化します。
オートフィルター(Autofilter)
オートフィルターでオーディエンス全体の高域周波のレスポンスをリニアにします。高速計算により、オートフィルターはリニアフェーズFIRフィルターを使用して、限られたリソースで、定義された目標のコンターに従ってラインソースレスポンスを均等化します。現場の大気条件を調整し、実際の条件で最良の結果を得ることができます。
デザイン基準
Soundvisionは、設計の品質をすばやく評価するための基準と指標を提供します。スピーカーの位置、エレメント間の角度、アレイ処理、大気条件などを調整し、SPL分布や周波数レスポンスの安定性への影響を評価します。Soundvisionの結果で学習し、経験を積んでください。
ギグをインストールする
メカニカルビュー
メカニカルビューを開き、寸法、重量、荷重情報を取得し、現場での設置準備、リギングの固定、安全性の確認ができます。
インストレーションレポート
機械的なレポートにより、現場での設置時間を短縮し、システム展開のための適切な情報を提供します。
連携
SoundvisionのプロジェクトデータをLA Network ManagerやL-ISA Controllerに取り込むことで、貴重なセットアップ時間を短縮することができます。
コネクション
スケッチアップ(SketchUp)
スケッチアップを使って複雑な3Dシーンを作成し、SU4SVプラグインを使ってSoundvisionに直接エクスポートすることができます。
EASE
GLLライブラリを使用して、設計を正確にシミュレートします。
CLF
アレイ化できないスピーカーにはCLFファイルを使用し、CATTやODEONでモデリングします。
付加価値
会場データベース
Soundvisionユーザーコミュニティの貢献により、Soundvisionウェブページからすぐに使える認証済み会場モデルを入手することができます。
カメラツール
デザインにカメラを挿入して、複数のビューを正確にセットアップすることができます。画角機能を活用して、アーティスティックな画像を作成したり、Soundvisionのビューと実際のカメラのビューを一致させることができます。
L-ISAサウンドシステムの設計
L-ISAのトレーニングを受けたエンジニアは、専用のシミュレーション機能を利用して、会場に最適なL-ISAの設計をに行うことができます。
Soundvision 3.13.1 – 2024 年 12月
このリリースパック2024 年11 月のリリースパックに代わるもので、重要な問題の修正と改善が施されています。
Soundvision 3.13.0 で追加された新機能 :
プリセットライブラリーとエンクロージャーライブラリー 7.12
修正した問題
既知の問題
推奨事項 / メカニカル警告:
以下のスタック構成では、アレイが強く押されると倒れる可能性があるため、「転倒の危険(tipping hazard)」に関する安全上の警告が発せられ ます。
アレイにアクセスできないように対策を講じている場合はこの警告を無視できます。
そうでない場合は、アレイを地面に固定することを推奨します。
Autosolver とLA Network Manager の互換性:
その他:
詳細は下記ダウンロード項目内のリードミーを参照ください。
推奨するコンピューター仕様
-GeForce カードシリーズ 8 以上
注意:次のモデルは互換性がありません: GeForce 256、GeForce 2シリーズ、3 シリーズ、GeForce 4 シリーズ、GeForce FX シリーズ、GeForce 6 シリーズ、GeForce 7 シリーズ。
-ATI Radeon HD 2000 シリーズ以上。
Windows 10 および Windows 11 はMicrosoft 社の登録商標です。
Mac およびmac OS は米国および他の国で登録されているApple 社の商標です。
Adobe およびReader は、Adobe Systems Incorporated の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
SU4SVは、SketchUp(MakeまたはPro)で描画した3DルームデータをSoundvisionにインポートするSketchUpプラグインです。
SU4SVの新機能
2019年6月:SU4SV v7
詳細はヘルプを参照してください。
パブリックリリースの履歴
01 Tool Boxの紹介
02 3D Data Toolboxについて
03 サーフェスの作り方
04 バルコニーとレボリューションについて
05 3Dシーンのナビゲーション
06 スケッチアップからのインポート
07 ソースの作成と配置
08 ソロ・ミュート&ソース非表示
09 機械的な最適化
10 電気的な最適化
11 パフォーマンス分析
12 EQの適用
13 コピーリンク・シンメトリリンク・パラレルリンク
14 マッピングシステム
15 ソースのタイムアライメント